さて2005年はというと

やっぱり一番の出来事はベアーズ・カフェの移転ということになるんでしょうか。
以前の場所より町の中心地(いわゆる繁華街、っていっても最近の寂れ方は目を覆いたくなるくらいです、トホホ)になったので、「お客さん増えたんじゃないの?}とよく言われますが、実際の所はお客さんは減ったようです。以前のお客さんで移転してから一回も見ていない人たちも何人もいらっしゃいますし・・・。確かに宣伝不足もあるんでしょうが、ちょっと離れたあの場所が良かったと思う人がけっこういらしたのかも知れません。隣にCホテルがあったので他所からのお客さんがいらしたのも大きかったかなとも思います。話に聞くとベアーズ・カフェは無くなったと思っていらっしゃる方も多数?いらっしゃるようですしね。来年はちょっと宣伝してみなくちゃいけないようです。
12月に入って、その打開策の一つとしてガンボのランチを再開しました。やっぱり気楽に店に来てもらってガンボを食べてもらいたいと思ったからです。どうしても夜だと出歩けない人や怖くて行けない人もいらしゃるようですので、ここはひとつランチをやることで、「そんな怖い店ではないのよ」ということを知ってもらえればいいなと思います。
店でのライヴは相変わらず毎月1回〜2回(11月はなんと4回も、さすがにやり過ぎだと思いました)行えました。日本全国からいろんなミュージシャンが来てくれて素敵なライヴを行ってくれ、実は自分が一番楽しんでいたようです。さして多くないお客さんにもかかわらず、素晴らしいライヴ・パフォーマンスを披露してくれるミュージシャンたちに感謝の意を表したいと思います。
すっかり貧乏生活が身についてしまったので、以前のようにはCDなどは買えなくなってしまったのですが、その分、ネットで知り合った同好の人たちにたくさんの音源を頂くことが出来てありがたかったです。特に自分だけではめぐり合うことが出来なかったであろうミュージシャンや音楽を教えてもらえたことは、嬉しくもあり本当に楽しいことでした。
さらにグレイトフル・デッドのライヴ音源や、「フィルモア最后の日」の凄い量の音源、1970年大阪万博でのグレート・スペックルド・バード/エイモス・ギャレットのギターが聴ける音源など、本当にビックリ!もののお宝音源もたくさんでした。
昨日も書いたんですが、今年の後半は、ボブ・ディランの映像やCD、本が立て続けに出たせいもあって、久しぶりのマイブームになっていました。高校時代にディランを聴いてKOされた経験を持つ僕ですが、音楽を通して世界を見ること、そして生きることを、改めて考えさせてくれたものです。でも基本は楽しいということは分かっているのですがね。
今年もあと1日で終わりです。反省することはたくさんあるのですが、明るく楽しい2006年に向けて気を取り直していきたいと思います。来年はサッカー・ワールド・カップもあるじゃありませんか。