ボブ・ディランの頭のなか

遅ればせながら僕にもサンタさんがやって来ました。というか自分へのお歳暮兼クリスマス・プレゼントとして某アマ〇ンにオーダーしていたものが届いたわけです。
アマ〇ンを利用したことがある人はわかるでしょうが、オーダーの経歴からそのオーダー主の趣味・嗜好を探り、けっこうマメに「こういうのが出ましたけど如何ですか？」という営業メールが来ます。これはこれで便利なんですが、つい初回限定〇〇部とか言われると、ついクリックしてオーダーしてしまうわけです。
で今回もまさにそれで、まんまとオーダーさせられちゃいました。もっともディランは好きですし、「ノー･ディレクション・ホーム」の映像やそのサントラ、「ボブ･ディラン自伝」などで個人的にもマイ・ブームだったりしたのでグッド･タイミングだったことは申し分ありませんでしたがね。（笑）
これは、架空の国を舞台にしたフィクションでディランはジャック・フェイトというミュージシャンを演じているのですが、まんまディラン・バンドがそのまま出演してけっこうな演奏もしているので音楽的な面でも楽しめます。サントラには世界各国のミュージシャンによるディランのカヴァー曲が収められ（もちろん映画にも使われています）、のっけから我が日本代表として真心ブラザースが歌う「マイ･バック･ページ」が流れてきます。
もちろんストーリーもちゃんとあるんですが、ディランの詞のように散文的でもあるので、シーン・シーンを楽しむのも一興かもしれません。まだ、きちんと観ていないので、内容については差し控えますが、いろんな見方も出来そうな映画みたいです。一台のカメラで撮ったライヴ・シーンはかなりかっこ良いですよ。

右上の箱にブックレットやポストカードと共にＤＶＤが２枚入っています。初回限定５０００部というのがマニア心をくすぐります。（笑）
誰か一緒にベアーズ・カフェの大画面で見ませんか。というか、お客さん、来てねー！という切実な願いと共に今年も残すところ２日になりました。