アン・サリー

bearsmick2005-12-28

昨日、昼間っからお忍びデート?していたナテ君からアン・サリーのCD-Rを二枚もらいました。アン・サリーのことはマイミクの宅ロック君の日記に書いてあって、彼のセンスを信用している僕は凄く興味を持っていたのです。
「デイ・ドリーム」と「ムーン・ダンス」と題されたその作品は、タイトルを見ただけでも思わずナイスとうなずくばかりか、僕のような60年代から音楽を聴いてきたものにとって特別な感じを与えてくれるものです。例えば「デイ・ドリーム」はラヴィン・スプーンフル、「ムーン・ダンス」はヴァン・モリソンと言った具合です。
さて、さっそく聴いてみた感想ですが、コレはもう自分のツボにはまりまくりです。大好きなマリア・マルダーのようでもあるし、決して力まない素直な歌といい、重くならずに力強いサウンドといい、ロックやソウル、ジャズやボサノヴァなどを吸収して消化したと思えるとても素敵な歌のオン・パレードです。カヴァー・センスもバッチリで、時代を超えてこれからずーっと聴いていける、そんな感じの作品です。(N・ヤングや細野晴臣の曲をやっています)
今年になって知ったリズ・ライトやマグノリア(どちらも以前ここでも取り上げました)などと同様、新しい感覚でありながら、ある種ノスタルジックな香り漂う作品だと思うのですが、その3者に共通するというか三つ巴的に絡んでいて面白いと思ったことにN・ヤングの曲をカヴァーしていることやヤングブラッズで有名な「ゲット・トゥゲザー」(アン・サリーがしているわけではありません)をカヴァーしていることも挙げられます。
こんな素敵な作品・ミュージシャンを教えてくれてありがとう!と感謝したいと思います。