トヨタ・カップ世界クラブ選手権

今年も残すところ２週間になった日曜日の今日は、トヨタ・カップ世界クラブ選手権の３位決定戦（デポルティボ・サプリサvsアルイティハド）と決勝戦（サンパウロＦＣvsリヴァプール）の試合があったので午後からＴＶに釘付けでした。
今年から６大陸のクラブ･チャンピオンが世界一を争うスタイルになったトヨタ・カップですが、昨年までは欧州チャンピオン対南米チャンピオンの一発勝負で決められていたものでした。事実上、欧州チャンピオンと南米チャンピオンが世界一になるのは分かっているようなものですが、各地域のクラブのサッカーが観れるというのもファンとしたら嬉しいものなので、コレはコレでいいものだと思います。ただ放送してくれた日テレがやたらと「地球一」を連発するのには閉口しましたが（笑）。
３位決定戦のほうは、最初押し気味だったアジア代表アルイティハド（サウジアラビア）が、北中米カリブ代表デポルティボ・サプリサに残り５分というところでＰＫ，ＦＫで逆転されてしまいました。こんなドラマティックな展開もサッカーの醍醐味の一つです。
さてその後行われた決勝戦は、ヨーロッパ代表リヴァプール（イングランド）が押し気味に試合を進めていたのですが、ちょっとした隙を南米代表サンパウロＦＣ（ブラジル）がついて先制して、その後の圧倒的なリヴァプールの攻撃をかわして１−０で勝利。通算３度目の世界一の栄誉に輝きました。
リヴァプールは欧州チャンピオンズ・リーグ、プレミア・リーグと試合が立て込んでいる中での日本での試合ということでちょっと疲れが残っていたのかもしれません。キャプテンのＳ・ジェラードの顔もイマイチ冴えていませんでした。疲れを考慮してか先の試合に出場した選手を５人も入れ替えてきたのですが、決定力がイマイチでした。サンパウロＦＣのＧＫロジェリオセニのファイン・セーヴや惜しいオフサイドもあり、残念ながら点を取ることが出来ずに終わってしまいました。
点を取ったサンパウロＦＣのＭＦミネイロのお顔が作り物のお人形さんみたいで（ビリケン人形？）、思わず笑ってしまいました。ごめんなさい。（笑）このチームにはシシーニョしかブラジル代表はいないと思いますが（代表のほとんどはヨーロッパで活躍していますもんね）、さすがにブラジルの個人技とチーム力は凄いですね。
世界のクラブの試合を観ることで、我がＪリーグの問題点やレベルも素人ながら少しは分かってきます。クラブが強くならなくてはナショナル・チームの強化もありえません。
まぁ、楽しんで応援しつつ観ていたわけですが、僕にとってはとても大事な娯楽の一つなんです。
前日に行われたフィギア・スケート女子では１５歳のミラクル真央ちゃんが見事に優勝と、スポーツはもっぱらＴＶ観戦の僕ですが、楽しい時間でした。
それにしても真央ちゃんは可愛いし、凄いです。