順ちゃん、萌え〜。

bearsmick2005-11-20

いやはや、凄かった長見順のライヴでした。
夕方、ミュージシャンたちの到着を待っていると、今年の球磨ロックで知り合った宮崎のチンドン屋さん「花ふぶき一座」の面々(といっても3人ですが)が、仕事帰りに店に寄ってくれました。なんでも隣の村、山江村産業祭りでの営業の帰りでそうです。じつは先日、宮崎での長見順さんおライヴで共演したらしく、わざわざ御挨拶に寄ってくれたらしいです。
そうこうしていると長見順さんはじめ旦那さんでもあるドラムの岡地さん、人吉は初めてのキーボードの吉森信さんが到着、久しぶりの挨拶を交わしさっそくセッティング・リハに入りました。


花ふぶき一座の連中はというと運転手(はコーヒーね)役の人以外の二人は、ビール、ワイン、焼酎と、まだ日が落ちない夕方から快調に飛ばしています。まるでリハーサル・音合わせが本番のライヴのような盛り上がりです。どうにか音も決まってリハも終わる頃には、そのチンドン屋さんのマイミクでもあるbuzzrocker君はすっかり良い気分。帰らなくてはいけないので、後ろ髪をひかれるように二人に連れ帰られていました。(笑)でもしっかりCDは買って帰りましたよ。
巷で風邪が流行っているようで、来ると言っていたお客さんの何人かが来れなくて残念でしたが、それでもライヴは手抜きなしで大満足でした。以前、観たときよりよりいっそうスケール・アップしたパフォーマンスはもう素晴らしいの一言です。岡地さんのタイトでグルーヴィーなドラミングや吉森さんの的確なキーボード・プレーに支えられた順ちゃんの歌とギターの冴えは、鳥肌ものの凄さです。演奏曲目もブルージーでエキゾチックなオリジナル曲をはじめ、クルト・ワイルの「アラバマ・ソング」で新境地を見せてくれたし、お得意のクラレンス・ゲイトマウス・ブラウン「オーキー・ドンキー・ストンプ」では、その親指ピッキングで真骨頂を聴かせてくれました。ギルドのセミ・アコ、ほんと良い音しています。どんな曲でも、マダム・ギター(以前は、たつまきのじゅんの異名をとっていましたね)がギターを鳴らすとブルースの音がするのがナイスです。
途中、休憩を入れての、たっぷり2時間半ほどのライヴでしたが、時間が経つのが早いこと。アンコールは八代亜紀のロッキンな「舟歌」でシメ、楽しい時間はあっという間に過ぎて行ったのでした。



その後は、場所を変えての打ち上げです。外に漏れ出る音に導かれるように店に入ってきた長崎からのサイちゃん(もちろん初めてのお客さんです)をはじめ残ってくれたみんなと一緒に「J」に行きました。美味しい馬刺し&馬のレバーなど東京ではなかなか食べられない料理などに舌鼓をうちつつ大いに盛り上がった楽しい夜でした。その飲みの席で順ちゃんに「萌え〜」という言葉の説明などしつつたくさんの焼酎を飲んでしまったので、今回のタイトルは「順ちゃん、萌え〜。」になってしまった訳です。(笑)

くつろぐ岡地、吉森の両氏

打ち上げにも参加してくれたサイちゃんを囲む吉森氏とナテ君

球磨ロックのスタッフも打ち上げに参加。次回の球磨ロックに長見順参加か?!

嬉し恥ずかしツー・ショット。萌え〜(笑)