日本代表

年内最後のサッカー日本代表の試合が行われたので、ＴＶで応援・観戦していました。
相手は来年のワールド・カップにも出場するアフリカの国アンゴラで、これまであまり知られていない国ながら、アフリカ予選で強豪のナイジェリアを破っての本線出場を決めた国なので、楽しみにしていました。
寒さのせいか、アンゴラの動きはあまり良くなくて中盤のチェックも甘く、特に前半、我が日本代表は次々とチャンスを作り出しますが、なかなか決めることが出来ません。バーを叩くなど運にも見放された感もありますが、やっぱり決める時にはキチッと決めていなくては勝てませんね、世界では。相変わらずの決定力不足を露呈した感じでした。もっともコレは選手自身が一番分かっていることなんでしょうが。
後半に入って、３バックから４バックにフォーメイションを変えて、フランスのル・マンで活躍している松井を投入したことで、俄然、活性化しました。選手間の連携が密になって攻撃的になったのは明らかでした。松井は京都パープル・サンガ時代から、そのテクニックには定評があったのですが、やっぱりヨーロッパに渡ってプレーの早さと身体の強さが数段アップしたように感じます。中田英、俊輔などと同じように、やっぱりサッカーの本場、ヨーロッパでもまれることは、その才能を伸ばすには良いことなんでしょうね。現在、たくさんの選手がヨーロッパに渡っていますが、上手く・強くなって日本にフィード・バックしてくれることを期待します。
結果は、試合が終わる直前にその松井の代表初得点で、辛くも１−０での勝利で、最低限の結果は出せたのですが、本番まであと７ヶ月に迫った、我が日本代表の問題点も露出した試合でした。
でも応援しますよ、もちろん。厳しい戦いになることは間違いないですが、日本代表の力もアップしているのも事実です。僕らが応援・観戦しているこの時代に、サッカーの世界でも世界に通用する国になるのを見れることは（期待を込めて）幸せなことだと思います。