チャック・ベリー

bearsmick2005-10-18

恒例になった?お誕生日シリーズということで、今日は偉大なるロックンローラーチャック・ベリーさんに登場していただくことにしました。
1926年生まれということなので、今日で79歳になられたわけですね。イメージ的には永遠のロックンローラーという感じがします。
もちろんブルースから出発したんでしょうが、そのスタイルをテンポ・アップして、さらに
歌う内容もティーンネイジャーの日常や身近な事柄を取り上げて、一気に人気者になったわけです。
ロックが好きでちょっとギターが弾ける人ならほとんど全部の人が、あのリフを弾いてみたことがあるんじゃないでしょうか。それくらいロック・ギターと曲に関しては大きな影響力を持ったミュージシャンだと思います。今では、ナツメロと思われるかもしれませんが、70年代中期頃までのロックのコンサートでは、お決まりのようにアンコールではみんなこぞってチャック・ベリーのナンバーを演奏していたものでした。(例えば、「ジョニー・B・グッド」「アラウンド&アラウンド」「スウィート・リトル・シックスティーン」などです。あのジャクソン・ブラウンでさえそうでした。)もちろんアルバムの中にもたくさんのミュージシャンがカヴァーして入れていますね。
冗談交じりに良く言われることなんですが、「ギターのリフに著作権があったら、チャック・ベリーはとうの昔に億万長者になっていたに違いない。」これは間違いなくそうでしょうね。
ずいぶん前にキース・リチャーズがサポートして映画「ヘイル・ヘイル・ロックンロール」を作りましたが、今までエピソードでしか知らなかったことが、やっぱり本当だたんだと思ったことがありました。若い頃にずいぶんと白人のプロモーターに騙されたんでしょうか、ライヴは前金でしかやらないだとか、自分のバンドは持たずに行った先々で若いミュージシャンを調達してライヴをやるとか、とにかく面白かったです。
僕もチャック・ベリー・タイプのロックンロールは大好きです。が、これ一曲となるとちょっと異色かもしれませんが、ラテン風味のエキゾチックな曲「ハヴァナ・ムーン」が好きかも知れません。この曲もまたいろんなミュージシャンたちにカヴァーされています。
たまには大音量でチャック・ベリーの音楽を聴いて、踊るのもいいかもしれませんね。