はっぴいばぁすでい、ボビー!

bearsmick2005-10-16

今日はグレイトフル・デッドのヴォーカル&ギターのボブ・ウィアーの誕生日です。1947年生まれなので今年で58歳になったのですね。デッドの中では一番の年下でジェリー・ガルシアのギター教室での教え子だったそうです。
デッド結成後、あまり練習もしない時期があったそうでキーボード&ハーモニカ、ヴォーカルのピッグ・ペンともどもクビになりかけたそうですが、それでもずーっとバンドに居座っていて結局はメンバーのままだったと何かの本で読んだことがあります。いかにもあの時代のバンドらしい笑える素敵なエピソードだと思います。もちろんその後は、押しも押されもしないジェリーとタメをはるデッドのヴォーカル&フロント・マンとして活躍したのはいわずと知れたことですね。
現在でも自分のバンドであるラットドッグ、グレイトフル・デッドの残されたメンバーによるザ・デッドの活動と活躍しています。もっとも昔は万年青年のような風貌で、良い男がいない(失礼!笑)デッドにあってヴジュアル面をも担当していたものですが、最近はまるでジェリーが乗り移ったかのような髭面になっていて、さすがに年取ったなぁと思ったものでした。ファンである自分たちも歳を取ってきているんですから仕方ないことですが(笑)。
昨日のブラックホーク・ネタにも通じるのですが、そこで知り合いになった若林純夫さん(元武蔵野タンポポ団)からボビーのファースト・ソロ・アルバム「ACE」を譲り受けたものでした。ソロといってもバックを受け持つのはデッドのメンバーで歌を全曲ボビーが歌っているといったものでした。その後のデッドのライヴでの重要なレパートリーになる「プレイング・ザ・バンド」や「ワン・モア・サタディナイト」など8曲が入っています。スタジオ録音盤を発表していなかった時期での実質的な第2期グレイトフル・デッド(キーボードがピッグ・ペンからキース・ゴッドショーへ替わった)のアルバムとして捉えても問題ないものだと思います。
久しぶりに聴いたこのアルバムは全く色褪せていませんでした。これから先も元気でデッドの音楽を僕らに届けてもらいたいと思った今日でした。
おめでとう、ボビー!