福岡史朗

bearsmick2005-10-03

福岡史朗君とは、僕が自由が丘でマルディ・グラという店をやっていた頃、音楽評論家でありプロデューサーでもある高橋健太郎君を通して知り合ったと思います。奈良から音楽をやるために東京に出てきていた青年で同郷の熊代良君と当時GREEDY GREENというバンドをやっていたと思います。
そのGREEDY GREENはカッティング・エッジからCDデビューを果たしたのですが、残念ながらアルバムを数枚残した後、解散してしまったようです。ですが、バンドのソング・ライターでありヴォーカルとギターを担当していた福岡史朗君は、ソロ・アーティストとして活動を続けていて、アルバムも出し続けています。今回BOXCOXというバンドで新譜「SUN TIGER」というアルバムを出します。このアルバムは11月4日発売らしいのですが、ミクシイで彼のコミュを運営しているマイミク、クリサブさんからサンプルCD-Rを送って頂きました。
久しぶりに聴く福岡君の音楽は、相変わらずのメロディー・メイカーぶりと歌詞も含めて、より一層の深化・進化を遂げているように思えました。アコースティックな響きやブルースやフォーキーな感じを残しつつ、しっかりロックを感じさせるその音楽はとても素晴らしいものです。高橋健太郎君も言ってましたが、「ジャック・ジョンソンとかが売れるんなら、もっと福岡史朗も売れてもいいはず。」まさにその通りだと思います。といってもいわゆるサーフ・ロックとは違うんですが、ある種のオーガニック・グルーヴなノリはバッチリですよ。
最近ライヴがあったらしく、ネット上でその感想を読むことが出来るんですが、相当良いライヴだったらしく評判も上々でした。本人も九州でライヴをやりたいと言っているので、そのうちベアーズでもライヴが出来るかもしれません。楽しみです。
才能あるソングライターで個性的なシンガーでもある福岡史朗君をちょっと応援したくなりました。写真はGREEDY GREENのデビュー・ミニ・アルバム「BEep!」と恥ずかしながら僕もモデルとしてライナーに参加しているアルバム「PARTY COMBO」。
 
メンバーの写真とイージーライダー三人衆。真ん中が僕ですが、メイクさんに「あっ、そのままでいいですね。」と言われてしまいました。当時ロン毛だったんです。(笑)