ロッソ熊本

昨日、今日と熊本ＫＫウィングでＪ・リーグを目指す熊本のサッカー・チーム「ロッソ熊本」のＫｙｕリーグ（Ｊ1、Ｊ2，ＪＦＬの下に属する全国の９つある地域リーグ）の今期の優勝を決める試合があり、さすがに熊本ローカルのＴＶでは中継をやってくれました。
「熊本の地にＪリーグのチームを！」を合言葉に今シーズンから全員プロのチームとしてロッソが誕生して、開幕戦から順調に連勝を重ねてきたのですが、終盤に入り優勝を意識し始めたのか、天皇杯も含めると、ここに来て公式戦３連敗とパッとしていませんでした。
で、土曜日の対沖縄の「沖縄かりゆしＦＣ」の試合も、前の試合では７−０と圧勝したチームを相手に１−１の引き分けの末ＰＫ戦で４−５の負け（これで４連敗です）。これで優勝は日曜日の「琉球ＦＣ」との直接対決までもつれることになりました。琉球ＦＣもみんなプロのチームで（元ベルディの藤吉がいたのにはビックリしました）、ともにＪリーグを目指して頑張っているので、ともに負けられない試合になったみたいで、ＴＶ観戦・応援にもつい力が入りました。
結果は開始直後５分の得点を守りきってのロッソの勝ちで、最初の一年にして優勝を勝ち取ったのですが、内容はちょっと淋しかったりします。パスやクロスの精度を高め決定機をきちんと決めていかないと、今後ＪＦＬ、Ｊリーグと上に上がって行くには難しそうです。もちろん選手をはじめ監督もそんなこと分かっているのでしょうが、来月の迫ったＪＦＬの入れ替え戦を控え、応援する側としても気が入ってしまいます。
この２日間で見た選手の中では司令塔役の７番、森一紘選手の動きが目立っていたように思います。２日連続で出場しているのに関わらずよく走れていたし良いパスも出ていました。そのパスに他の選手が、疲れのため対応できてないシーンも何回か見受けられ、そんなところもちょっと心配になってしまいます。
ともあれ地元からＪリーグのチームが出ることを願っています。そのうち試合会場にも足を運びたいと思っています。
頑張れ！ロッソ熊本！！