日倉士歳朗ライヴ

bearsmick2005-09-24

この所の「ブルースは絆」的盛り上がりを象徴するかのような、昔からの友人でもある偉大なギタリスト&シンガー日倉士歳朗君のライヴを行いました。
東京時代から僕の店でライヴをやってもらっていて、田舎に帰ってきてからのベアーズ・カフェでライヴをやるようになったのも日倉士君がツアーの途中、遊びに来てくれたのがきっかけでした。
相変わらずの男っぽい歌とテクニカルなギター・プレーで、知らずに来ていたお客さんも「凄いですね、あの人誰ですか?」と感激させていました。同世代のミュージシャンには珍しく、ライヴの始まる前からお酒を飲む数少ない一人になってしまいましたが、その演奏はより一層深みを増して渋く光を増してきたように思えました。使っていたヴィンテージ感漂うエフェクター類とともにミュージシャンとしても円熟かつ深化しているようで、見ている僕もなんだか嬉しくなってしまいました。
ライヴ最初の曲はJ・J・ケールの「コール・ミー・ブリーズ」、最近よくJ・J・ケールを聴いている僕もニンマリのシンクロ具合で最高でした。もちろんのロバート・ジョンソンのカヴァーをはじめ英語、日本語、オリジナル、カヴァーの素敵な楽曲の数々、良いですよーっ!


一応のライヴの後はお客さんと飲みながらのセッション大会で、これまた大盛り上がりでした。日倉士君と同じタイプのドブロを持っているナテ君も張り切ってギターを弾きます。「きちんと練習している音だなぁ、上手いなぁ。」とは日倉士君の評でした。

いつも来てくれる僕のバンド仲間でもあるサムチンも、日倉士君に即されて演奏します。恥ずかしがりやのサムチンは最初、嫌がるんですが、その割にはしっかりウクレレを持参しています。(笑)今夜はイーグルスの名曲「デスペラード」をウクレレで弾き語って喝采を浴びました。

毎回思うことですが、ライヴは良いですよ。特にベアーズ・カフェのような狭いところでお酒と共に楽しめるライヴは普通のコンサートとは一味も二味も違います。みなさんのお越しを待ってますよ!