選挙の日曜日

みなさん選挙行きましたか?前回より5ポイントほど投票率は上がったとTVで言ってましたが、そのほとんどが小泉・自民党に流れて、その結果自民党の圧勝という形に終わったようで、個人的には残念でたまりません。
安定多数を大きく上回る3分の2以上を取った自民・公明の与党は、郵政民営化だけでなくいろんな法改正を狙ってくるに違いありません。郵政民営化はある意味必要なのかもしれませんが、問題はその内容で、アメリカの要望どおり、郵貯簡保のお金が狙われていると思われるところです。金融自由化の元に生保や銀行がどんどん外資系企業になっていったことはみなさんも御存知のはずです。そういう点を明らかにせずに「改革を止めていいのか!」というような〇か×かの短絡的な選択を迫った小泉首相、それを劇場型の選挙といって煽ったマスコミ、今後の日本に対する責任は大きいと思います。
それにしても自民党に入れた人たちに訊いてみたいものです。「本当にいいの?」「今の政府になって良くなったことってある?それは何?」誰かが言ってました「勝ち組の勝ち組のための勝ち組による政治だ」と。勝ち組、負け組という言い方はあまり好きではないのですが、アメリカと同じように数パーセントのお金持ちとその他大勢の貧乏人という社会構図が日本においても出来つつあるような感じがします。
選挙によって選ばれたわけですから、その点は民主主義なのですが、あまりにお寒い選挙に思えました。組織・しがらみを離れて自分の目で見て自分の頭で考える民主主義の世の中になって欲しいものです。
そんな日曜日でしたが、今度の日曜日の球磨ロックのための練習を我がディープ・サウス・ドランカーズもやりました。もちろんビールも飲みながら、いろんな話をしながら、つい選挙の話も出るんですが、夜の練習だったせいもあり(もう結果が出ていたから?)「今夜のTVは観たくないなぁ。」という意見もありました。保守王国・熊本、すごかったですもの。ほんとにコレでいいのでしょうか?