リズ・ライト

bearsmick2005-08-18

昨夜もお盆休みの延長で、一昨日同様、同級生やその友人たちが来てくれてギター弾いたり歌ったりして、楽しく飲んでいたのですが、一息ついた時、このCDをかけたら、ちょっと反応がありました。
僕に新しいミュージシャンや音楽を教えてくれる鹿児島在住の常連さんであるH君から借りているCDなんですが、ヴァーブというジャズ・レーベルから出ている「Lizz Wright / Dreaming Wide Awake」というものです。
カサンドラ・ウィルソン以降、ノラ・ジョーンズなどの成功を受けてのリリースかもしれませんが、ジャズやロック、ポップスの垣根をかるく越えた感じのサウンドや歌は、なかなか魅力的です。シンプルで抑制が効いたアコースティックな演奏も聴いていて気持よいものです。
また、選曲も良く1曲目の「蜜の味」で、「おっ」と思わせて、オリジナルの他、N・ヤング「オールド・マン」やチェット・パワーズことディノ・ヴァレンテ作でヤングブラッズやジェファーソン・エアプレーンで有名な「ゲット・トゥゲザー」も取り上げています。ジェシ・ハリスの曲も取り上げているところもノラ・ジョーンズ的なところですかね。
ジャケット写真を見る限り、まだ若そうですが、その表現力といい渋めな歌といい、今後期待が持てる女性シンガーだと思います。暫くはよく聴くことになる一枚に違いありません。