魚ごっこ

bearsmick2005-07-27

今は亡き「どんと」ローザ・ルクセンブルグの後に作ったバンドがボ・ガンボスで、ニューオリンズのセカンド・ラインやボ・デッドリーのジャングル・ビートを大胆に取り入れたノリのいい楽しいR&Rバンドでした。

そのデヴュー・アルバムの中に入っている、プロフェッサー・ロングヘアー(ニューオリンズの名ピアニスト)スタイルの転がるピアノを大々的にフィーチャーした曲に「魚ごっこ」という素敵な歌があるんですが、なんとその曲のプロモション・ヴィデオのキャラクターを作ったのが、マイミクのリサ。さんだそうで、他の音楽DVDやヴィデオとともにその作品が送られて来ました。観てみるととっても可愛くとても曲にもマッチしています。
  
ボ・ガンボスがデビューした頃は、僕が青山でサル・パラダイスというお店をやっていた頃で、毎週末いろんなDJが入って今で言うクラブのりの楽しい営業をしていたのですが、そのDJの中の一人にイラストレイターの八木康夫さんがいらして、彼がボ・ガンボスに係わっていたので、DJの最中に突如ボ・ガンボスが登場してライヴが始まったこともありました。
その後、ココにも度々登場してもらっている画家でDJの遠藤聡明君や岡本ホーテン氏、三木君なんかとニューオリンズのりのDJチーム「マインド・アリゲーターズ(毎度ありがとうず)」なんてのを作って、渋谷のインクスティックDJバーなんかでニューオリンズ・パーティーをそのボガンボスのKyon、どんとなんかと一緒にやっていたものでした。今となっては楽しくも良い思い出です。
もちろん今でもニューオリンズの音楽は大好きですが、大音量でミーターズやネヴィルズを聴いて身体を揺さぶることが少なくなっちゃいました。周りに好きな人がいないというのも寂しい気分ですかね。(書いててちょっとションボリしてしまいました)
ともあれ「魚ごっこ」のPVが手に入ったことだし、お客さんを少しずつ啓蒙していって、またニューオリンズ・パーティーでもやりたいと思ったわけです。せっかく我がベアーズ・カフェには美味しいガンボもあるわけですから。
夏にはガンボ、寒い冬にもガンボ!食欲減退なんてありません、みなさんボ・ガンボスを聴きながらガンボを食べようじゃありませんか。(笑)