あ〜ぁ、今日も雨

ということで、せっかくの金曜日も閑な夜でした。
で何時ものようにヴィデオ観賞会。今日届いたばかりの「タカダワタル的」を観ました。映画に１１０分もの特典ディスクが付いた２枚組ＤＶＤで、たっぷりとライヴも観れて嬉しかったです。
「タカダワタル的」とは云い得て妙ですね。あんなシンガーは何処にもいませんね。もう独自の世界を作り上げていて・・・、惜しい人を亡くしたもんだとまたもや思ってしまった次第です。
最近は渡さんのライヴは観たことなかったんですが、それこそ若い頃はよく観に行っていました。渡さんの歌をとおしてラングストン・ヒュ−ズやミシシッピー・ジョン・ハートを知り、はたまた山之口獏や金子光晴の詩にも興味を持ったものでした。
息子さんの高田漣が弾くスティール・ギターなどをバックに飄々とその歌世界を綴る渡さん、ＤＶＤのライナーとか読むと自分の死期を知っていたかのようなところも見受けられるのですが、昔からの音楽仲間とのライヴがちゃんと映画になって残されたのは幸いなことだと強く思いました。
なんか良いんですよ、渡さんの歌。