ベアーズ・カフェのお宝?!大公開 ②

bearsmick2005-06-24

好評?につき、前回の遠藤画伯の作品に続いてのお宝公開でもしましょうか。だって金曜日なのに閑だったんだもん。だからこれといった話題も無いんだもん・・・(苦笑)。
ほとんど何の役にも立っていないのですが、一応大卒です。東京のとあるM大に通っていました。もっともあまりマジメに通っていたわけではないのでご学友もうんと少ないのでが、江戸アケミ君とは同じ文学部西洋史学科のクラスメイトでした。
後に「JAGATARA」というバンドでカリスマ的な人気を得ることになり、不運な事故死をしてしまった江戸君ですが、もちろん在学中からバンド活動をしていて、僕は正式なメンバーではなかったものの、よく新宿の御苑スタジオに一緒に入ってセッションして遊んでいました。一緒にダンス・パーティーもやったことあります、時代を感じるでしょ(笑)。(まだ練習スタジオもライヴハウスも少なかった時代です)
ちょっと時代が下り、パンク〜ニュー・ウェイヴの時代になって、それまでのサザン・テイストのバンドからイアン・デューリーやレゲエ、さらにはアフロ・ファンクへと進んでいったバンドのベーシストがナベちゃんでした。年齢も同じでやはり地方出身ということもあり(江戸君は高知、ナベちゃんは岐阜だったかな)、なんとなく気が合うというか、僕が青山でやっていた店によく飲みに来てくれていました。もちろん下北沢の飲み屋ではよく会っていましたし、ジャガタラとは別に松竹谷清のバンド「TOMATOS」でもベースを弾いていたので、より親しくなったのかもしれません。
江戸君とナベちゃんは、ある意味まるで双子の兄弟みたいな感じの人で、江戸君が亡くなった一年後に、ナベちゃんも後を追うかのように亡くなってしまいました。
ナベちゃんは絵もよく描いていたようで、けっこうな数の作品が残されていたようです。その作品をちゃんとみんなに観てもらおうと、仲良しだった共通の友人Tさんが主体になり自由が丘の僕の店「マルディ・グラ」で回顧展をやったのでした。
その中で僕が気に入った作品を記念に借りているのですが、もうずーっと店に飾っているので、まるで自分の物のような感じがします。(そのうち返せと言われるのでしょうか?)
という訳で今回は僕のお宝ではないのですが、みなさんに知って頂きたくて取り上げてみました。

ついでといっちゃなんですが、きっと日本のロック史に残るであろう「じゃがたら」(この時代はひらがな表記でした)のレコード「南蛮渡来」も掲載しておきます。カッコ良く、そしてグルーヴィーな名盤です。

JAGATARAに興味を持って、なにか一枚と思った方には見出しの写真のベストCD「西暦2000年分の反省」をお薦めします。2枚組みですがインディーズ時代の曲も音が良くなっていてたっぷり楽しめますよ。