ビール&魚肉ソーセージ

bearsmick2005-06-07

まるっきり個人的な嗜好で何なんですが、実は魚肉ソーセージが大好きなんです。最近のは添加物とか色々と厳しくなったり、健康的にということで昔のものほどキワドイ味のものはないんですが、それでもたまに食べたくなります。(ほんと最近のはソーセージというより蒲鉾と言ったほうがいいようなものばかりです)もちろん、ビールも御一緒させていただきます。
恥ずかしいのですが、まだ若かりし頃の僕は、ガリガリのマジメな?ヒッピー青年だった頃があって、自分で玄米を炊いて食べる自然食派だったりしたんですが、(肉を止めたり、お酒も飲まなかったり、今じゃとても考えられないような生活を送っていた時期もありました。まぁ、若気のいたりと言うわけですかね。)それでも生活をするための資金を稼ぐためアルバイトをしなくてはいけません。で、当時の友人からの紹介でポンプ屋の仕事をけっこうやっていたんですが、あっ、ポンプ屋って建築現場の仕事でコンクリートをでかいホースで流し込む仕事なんです。知らず知らずの内にとても健康的な身体になっていて自分でビックリしたこともあります。
長髪をまとめてヘルメットの中にしまい込み、ツナギに長靴といういでたちで仕事をするんですが、現場によって時間も早く終わったりして、それなりに面白かったです。大工さんや左官屋さんの仕事を間近かに見れたのも面白かったし、なによりいろんな人たちとの会話が一番でした。「兄ちゃん、変わってるな。」と言われたのが一番多かったですかね。休み時間はいつも道端に座り込んで本読んでいたしね。
で、たまに早く仕事が終わるとオヤジさん(決して社長とは呼ばない)が、近くの酒屋で各人にビール(サッポロ黒ラベル)と魚肉ソーセージを一本づつ奢ってくれるんです。昼下がりの午後、酒屋の前に座り込んで頂くビール&魚肉ソーセージの美味しいことといったら・・・、それ以後、もうヤミツキになってしまいました。
同じように、当時、コーラも飲んでいなかったのですが、現場で振舞われるコーラ(まだペット・ボトルがない頃で、500mlの壜が多かったです)のありがたくも甘い誘惑にもすっかりやられてしまいました。今でもたまに飲みたくなります。
まぁ、早い話が馬鹿な若造の頭でっかちが、いとも簡単に肉体労働の御褒美に負けてしまったということなんです。
今夜、久しぶりに魚肉ソーセージをかじりながらビールを飲んだのですが、あの味とは程遠いものでした。でも、やっぱり好きです。