チャンピオン・リーグ決勝

bearsmick2005-05-26

ACミラン(イタリア)とリヴァプールイングランド)による’04〜’05シーズンの欧州チャンピオン・リーグの決勝戦がトルコはイスタンブール、アタチュルク・オリンピックスタジアムで行われました。
フジTV系列での地上波放送もあったので、深夜というか早朝3時40分くらいからTVにかじりついていました。
ヨーロッパのクラブのNo.1を決める大会なんですが、実質的に世界一のクラブを決める大会だと言っても過言ではありません。なにしろほとんどのプレーヤーが各国の代表クラスの上、毎年かなりの試合数をこなしてきているので選手間の連携と言った意味でも、W杯のような各国代表チームより出来上がっているからです。
さて今年は、バルセロナレアル・マドリーマンチェスター・ユナイテッドチェルシーユベントスといった強豪チームを倒して決勝に勝ち進んできたのは、上記の2チームでした。下馬評ではACミラン優位が伝えられていたと思いますが、それまでのホーム&アウェーではない一発勝負の決勝戦では何が起こるかわかりません。今回も歴史に残る名勝負で面白かったです。
前半開始早々1分にミランのキャプテン、マルディーニのシュートが決まり、ミランのペースで試合は進んで行きました。キレキレのカカのキラー・パスからのクレスポのシュートなど前半を終えて3−0とミランが優位に立っていたのです。「あーぁ、これで決まりかな」と思っていたのですが、後半に入りリヴァプールの選手起用&システムの変更がピタリと当たり、なんと後半開始早々の15分までに3点(6分間で)を取り返し、振り出しに戻したのです。それも反撃ののろしを上げる1点目はミラン同様、キャプテンのS・ジェラルドが挙げるなど、これはもう好試合の予感がしたものでした。
その後は、攻めに攻め、守りに守りのゲームが続き、結局は延長戦でも決着がつかずPK戦にもつれ込む展開になりました。そして、ついにリヴァプールのGKデュディックの好守がリヴァプールを21年ぶりのヨーロッパ・チャンピオンに導いたのです。
眠い目をこすりながら朝までTVを観ていたのですが、とても面白い試合でした。ヴィデオにも録っていたので夜は店で少ないお客さんと一緒にまた観ていました。世界レヴェルのプレーを観ているとつい我が日本代表と比べてしまったりしますが、応援するにもそのレヴェルを上げることは必要だと思います。
来月はW杯最終予選もあります。みんなでしっかり応援しようではありませんか。