久しぶりに本屋へ行く〜CKB

bearsmick2005-03-22

なんと1ヶ月も本屋さんに行っていないのでした。多分こんなことは、物心がついた人生の中でもめったにないことではなかったかと思い当たった訳でして、なんやかんやで定期購読している雑誌の1ヶ月分を一気に買わざる終えないという状況に陥ってしまった訳です。支払いも大変なんですよこれが、いかに雑誌とはいえ溜まると・・・、特に「ロック画報」や「ブルース&ソウル・レコーズ」といったオマケにCDが付いているような雑誌は高いからね。
いつものように他の雑誌を立ち読みですませて、CD、DVD売り場もちらっと見渡して(田舎だからあんまり無いのよ、残念ながら)、なにげにレンタルCD処分コーナーを見るとクレージー・ケン・バンドの昨年出たベスト・アルバム「オールディーズ・バット・グッディーズ」(2枚組)が¥800であるじゃありませんか。これは買いだと、レジへ直行しました。
2年ほど前は、まだ今のようにすごい人気というわけでもなく、若い友人たちと一緒に熊本の小さなライヴ・ハウスでのライヴを観に行ったことがあります。(昨年はもう立派なホールでのコンサートになっていたようです)その時、ケンさんが「親戚が八代と人吉にいて、子供の頃、球磨川で泳いで溺れそうになった」と言っていて、なんか親近感が湧いたことがありました。そのライヴ、すごかったです。面白いし、上手だし、おまけにギターののっさん(小野瀬雅生)は始まる前から赤い顔してるし、大盛り上がりで、まさに「いいねっ!」って感じでした。
基本的にはCKB(クレージー・ケン・バンド)の音楽は好きなんですが、実はすごく際どいところもあるんです。すごくグルーヴィーで洒落た楽曲とまさに日本的という歌いまわしの妙がCKBの魅力だと思うのですが、時として僕にとってトゥー・マッチに感じられることもあるんです。それでも今まで有りそうで無かったロック世代の歌謡曲というかポップスはたいそう魅力的であることは確かです。クルマのCDチェンジャーにセットして聴こうと思います。