デモ・トラックCD-Rが届く

bearsmick2005-03-19

会員制のコミュニティ・サイト「mixi」で知り合った東京に住む宅ロックさんから、彼がやっているバンドかユニットか個人かは分からないんですが、「BIG CHAIR」のデモ・トラックのCD-Rが届きました。
ちょっと僕が好きなマニアックなコミュに行くと、その宅ロックさんの名前がいつもあるので(というか彼が管理している)、すごく興味を持ってしまい、ついにこちらからメールしてネット上のお付き合いが始まったのです。
ハンドル・ネーム「宅ロック」が示すように、宅録している人なんでしょうが、「絶対、気に入ると思うので自分が作っている音楽を聴いてみてください」とのメールが届いて、楽しみにしていたところ、今日、そのCD-Rが届いたわけです。
さっそく聴いてみました。なるほど僕の趣味嗜好をくすぐる楽曲です。とても35歳の人が作っているとは思えないくらい70年代初頭のスワンピーな音を出しています。確かにちょっとピッチが甘いとか不安定さとかもあることはあるんですが、なによりその音楽に対する愛情はひしひしと伝わってきます。スライド・ギターの使い方とかベース・ラインの持っていき方とか、もちろんメロディーや歌詞にも、おもわずニンマリとしてしまいました。
昨年、気に入ってよくみんなに聴かせていたラリーパパ&カーネギーママもそうですが、若い世代による、あの時代の再構築みたいな音楽に出会うと、それだけで嬉しくなってしまうのは僕が歳を取ったからなのでしょうか。でも、歌と音の幸せな出会い(特にちょっと泥臭くアコースティックな感じがあるもの)を感じさせてくれる音楽を聴くと幸せになる自分を発見するのです。
いつの日か、生で是非聴いてみたいものです。