フォークな友人、そしてジョン・セバスチャン

bearsmick2005-03-18

昨日に引き続き、フォークなネタで。
高校時代は岡林信康が好きで、B・ディランの歌と共にヘタッピーな歌を歌っていたんですが、昨日の尾城君のカキコにあったようにMG5のコマーシャルで「自由への長い旅」がTVから流れてきた時はビックリしたものでした。
最近、思うところがあって、また高校時代に歌っていた岡林の歌「今日を越えて」と「自由への長い旅」をカヴァーしています。確かに現在においては、歌の内容が多少辛いところはあるもののまだまだ通用するところもあると思うんです。特に現在、契約の問題なのか岡林信康の音源はCD化されていないようなので、そういう意味もあって、もっといろんな人(特に若い人たち)に知って貰いたいと思っているのです。
今夜も昨夜に引き続き、僕が人吉に帰ってきてから知り合ったH君(僕より3歳くらい年下の日本のフォークが好きな人)とビールを飲みながらギター弾いて歌っていました。自分が好きだった歌(たとえそれが売れなかった歌でも)を歌い続けて、僕らのスタンダードを作り出していければ、それはそれで楽しいんじゃなかろうかとそんな気分です。
昨日3月17日は大好きなミュージシャンの一人であるジョン・セバスチャンの誕生日だったそうです。60年代はラヴィン・スプーンフルというナイスなロック・バンドを率いていて数々のヒットも出していました。ソロになってからもボチボチと良い作品を出してくれています。ジャグ・バンドをはじめ古き良きアメリカの音楽を僕に教えてくれた一人でもあるジョン・セバスチャンの61歳のお誕生日に「おめでとう」を言いたいと思います。
そのジョン・セバスチャンといえば、どうしても映画「ウッドストック」を思い出します。当時は音楽から一旦、身を引いていたらしく(なんでも絞り染めをやっていたらしい)単に遊びに来ていたらしいのですが、進行上、時間がうまくいかなくて、急遽ジョンの登場になったらしいです。多分、ぶっ飛んでいただろうし準備もしていなかったものだから、歌詞を忘れて観客に「助けて!」と叫んでみんなで歌ったシーンといい、絞り染めの衣装といい、素敵なあの時代を僕らに教えてもくれたものです。
そんなジョンの笑顔は、愛と平和に満ち溢れているのです。