お誕生日のミュージシャン

ベアーズ・カフェのＢＢＳに東京の岡本ホーテン氏からの書き込みで「今日は我らのライ・クーダーさんのお誕生日だ」というメッセージがありました。
そうなんです、今日３月１５日はそのライ・クーダーをはじめスライ・ストーンや亡くなってしまっていますがテキサスのカミナリ親父ことライトニン・ホプキンスの誕生日でもあるのです。三人を並べてみると共通点がありそうで、なさそうでという微妙な感じがしますが、とりあえず僕は好きだと断言してしまいましょう（笑）。
高校生の時代からなんとなくはライトニンにしろ、映画「ウッドストック」のおかげでスライは知っていたのですが、ちゃんとライ・クーダーを知ったのは東京に出てからだったと思います。でも当時の趣味・指向もあってライ・クーダーは僕のお気に入りのミュージシャンになりました。
アコギのピッキングやスライド、古い音楽を蘇らせて僕らの前に提示してくれたり、はたまたハワイやテックス・メックスへの水先案内人の役目も果たしてくれたし、Ｒ＆Ｂの新しいアプローチを見せてくれたり、映画音楽へ誘ってくれたりと、その時代時代に楽しくも確固たる音楽を教えてくれたものでした。
来日公演もＤ・リンドレーとのデュオ、ソロ、フラコ・ヒメネスも入ったバンド（この時は飛び入りでエアロスミスのスティーヴン・タイラーも参加、プレスリー・ナンバーを一緒に歌った記憶アリ）と何回か観ています。
「ブエナ・ヴィスタ・ソシアル・クラブ」以降、キューバ音楽モノのＣＤを出して新作から遠ざかっているようですが、また新譜を聴かせてもらいたいミュージシャンの一人です。
ということで今日の写真は大好きなアルバム「パラダイス＆ランチ」を。もうＬＰで何回聴いたか分からないアルバムです。もちろんＣＤも持っています。