ピッグ・ペンの命日

bearsmick2005-03-08

3月8日は、グレイトフル・デッドのオリジナル・メンバーで最初に亡くなったピッグ・ペンことロン・マッカーナンの命日でした。当時のロック・スターに多い、1973年、28歳という若さでの死でした。
昨年末からいろんなところでもちょと話題になっている映画「フェスティヴァル・エキスプレス」でも分かるように、初期のデッドでは看板ともいえるフロント・マンの一人で、主にブルース・ハープとオルガンそれにヴォーカルを担当し、さらにはお客をのせることも担っていたらしいです。所謂ブルース・ロックが新しかった時代のスターだったのかもしれません。なんせ「ピッグ・ペンそっくりさんコンテスト」も開かれたくらいだそうです(?)。ジェリー・ガルシアもピッグ・ペンのことを「本物のブルース・マン」だったと言っています。
実は、ずーっと気になっていたことがあります。今からもう30年近い77年か78年のことだったと思うのですが、5本指のジェリーこと当時はミネソタ・ファッツのギタリストのケンちゃんから「ミックはピッグ・ペンのようだね。」と言われたことがあるんです。どういう意味だったのか今でも分かっていないのですが、ハーモニカをちょっと吹くから?お面相があまりよろしくないから?早死にしそうだから?色々勘ぐってしまいました(笑)。
なにはともあれデッドの最初の基盤を作ったメンバーでもあるピッグ・ペンを偲んでブルージーなデッドでも聴くことにしましょう。