嬉し恥ずかしＣＤ-Ｒ

僕も御多分にもれず若かりし頃は、バンドをやっていました。（もっとも最近もまたディープ・サウス・ドランカーズなるオヤジ・バンドやってますが）その当時のバンド仲間で現在、愛知県犬山市というところでお寺の住職をやっているＳ君から、恐ろしくも当時のバンドの音源が入ったＣＤ-Ｒが届きました。すごいですね、当時のカセット録音のものが一見ちゃんとしたＣＤのような感じになるんですから・・・。
時は１９７８年３月、下北沢の練習スタジオでの、まんま練習のモノが６曲とその翌日に多分僕の部屋で真ん中の３人だけで録音したアコースティック・モノ６曲の豪華？１２曲入りです。
そのバンド名も「SUWAYA FLYING LUNCHSERVICE MESSENGERS」というクィックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィスに勝るとも劣らない長ったらしくもかっこいい名前でした。（笑）いや何、何のことは無いメンバー５人中４人が諏訪屋（すわや）という代々木上原の仕出し弁当屋でアルバイトしていたからなんです。それにしてもすごいでしょう？写真のとおりロン毛＆髭ですよ。これで原宿や渋谷の会社にお昼のお弁当を配達していたんですよ。このお弁当屋さんはご主人が出来た人で、見かけにとらわれない人だったんですね。僕らの前にもパーカッショニストの土取利行さんや芝居をやっている人とか、僕らの後にも音楽やっている人とかが代わりばんこに仕事をしていたようです。残念ながら、時代の流れ（コンビニとかにその座を奪われ）に逆らえず現在は無くなってしまったようですが・・・、本当にお世話になりました。
で、肝心の音の方なんですが、のそっとしています。ユル〜いです。ヘタです、とくにドラムが（実は僕がはじめてのドラムを叩いていた）。それでも、なんかそれなりの良い感じもあるんですよ、みんなでモタるとそれが良い塩梅にレイド・バックの感じになってるんですね。新たな発見でした。ギター＆ベースはなかなかのもんでしたよ、Ｔ＆Ｓ君！
みんな今なにやってるんだろうな？Ｔ君とＳ君とは年賀状のやり取りはしているので連絡は取れているんですが、あとの二人は？です。あっ、写真右端のＭ君はコンサートやイベントの舞台監督をやっているので、偶然ライヴ会場（福岡のＰＨＩＳＨの時にも会った）で会ったり、ＴＶでちょっと姿をみたりすることはありました。左端の（ゴメン名前も忘れた）？君、このＢＬＯＧ見ていたら連絡下さい。なんちゃって！（いやホント。彼だけバイト仲間でもなく歳も下だったけど、らくーん繋がりだったはずです）
笑っちゃうのは、当時のレパートリーと現在のレパートリーがかなりダブっていること。全然進歩していない自分を見せつけられた気もします。まぁ、好きなものはそう簡単に変わらないということでチャン・チャン。