フィルモア最后の日

bearsmick2005-03-01

早いものでもう3月になりました。相変わらず、店は閑で外もまだ寒いです。
以前、このBLOGでも何回かヤフー・オークションのことを書いたことがあるんですが、今夜のお客さんでギターが好きなN君が、そのヤフ・オクで詐欺にあったそうです。なんでもドブロのリゾネーター・ギターを追っかけていて、最後のところで負けたらしいのですが、「落札者がキャンセルしたので、よかったら買いませんか?」というメールが来たそうで、それにまんまと引っかかったそうです。ヤフ・オクを使っていないので保障もないらしく、警察に届けても難しいらしいです。
僕も何度かヤフ・オクを利用してギターなどを買っていますが、ほんと嫌ですね、そんな詐欺。ネットは便利だけど相手の顔が見えないので充分気をつけることが必要だと改めて感じた次第です。僕も以前、一回だけそのようなメールが来て取引したことがあるんですが、その時は大丈夫だったんですが、これからはちゃんとヤフ・オクのシステムにのっといて取引をしなければいけませんね。
なんだか寂しい話題になってしまうのもナンなので、今夜観た映画「フィルモア最后のコンサート」のことを少しばかり。以前にも取り上げたことありそうですが、最近マイ・ブームのサイトで音楽ネタで盛り上がっているので、確認の意味もあり見直してみたのです。
有名なサンフランシスコのライヴ会場だった「フィルモア・ウエスト」の閉鎖に伴うイベント(1971年7月の頭の数日間)をドキュメンタリーしたライヴ映像もバッチリの、僕のようなシスコ・サウンド好きには堪らない映画なのですが、やっぱり楽しかったです。出て来るミュージシャンたちも若いし、なによりロックが元気いっぱいの時代ですから。
映画とそのサントラに入っている楽曲が違っているので、ちょっと思い違いとかあったのですが、きちんと編集し直して(ボーナスもたっぷり入れて)DVDで出して欲しい作品です。
サントラにはフィルモアでライヴをやったバンドやミュージシャンが分かる資料的にも貴重なブックレットが入っているのですが、それを見るとホントすごいです。デッドやジェファーソン、クィックシルヴァー、サンタナなどのサンフランシスコのバンドだけじゃなく、当時のメジャーなロック・バンドはほとんど出ているようです。「どこでもどあ」があったら行ってみたい場所、ナンバー1かもしれません。