閑な夜はヴィデオでも見よう

bearsmick2005-02-14

上記のタイトル何回目になるかなぁ?
夕方からの雨にはめっぽう弱いベアーズ・カフェです。おまけに連休明けなのでみなさんも外出を控えてらっしゃるんだと勝手に決めて、ローリング・ストーンズのDVDを見ることにしました。
待てよ、今日は2月14日ヴァレンタイン・デーじゃないかと気づいたものの、今やもう関係ないような行事になっていてちょっと寂しい気分でもあります。そういえば家でカミさんがチョコレート・ケーキ作っていたなぁ・・・。
R・ストーンズの「ロックンロール・サーカス」はVHSでは持っていたんですが、最近DVDで出てオマケがあるということなので、ついアマゾってしまったものです。そのオマケが凄くて、大好きなタジ・マハールが3曲増えていて、J・レノン、E・クラプトン、キースたちのバンド、ダーティ・マックの「ヤー・ブルース」の別ヴァージョンも収録(何故か4分割映像です)。さらには最近のP・タウンゼントによるコメント映像もあります。結果、VHSを持っている僕のようなファンもまんまと買わされてしまう訳です。
それにしてもP・タウンゼントもM・ジャガーも大好きだったというタジ・マハールのライヴ、良いですよ。当時(特に英国では)、ブルース・ロックはトレンドだったと思うのですが、ハードで重いものが多かった中で、タジのバンドは音数少なくタメが効いたグルーヴ感で勝負してます。これまた大好きなジェシエド・デイヴィスのギターがその音色と共にカッコ良く決めてくれます。その後、J・レノンやG・ハリソンに重用されるのが分かります。そういえばタジのバンドからはドラムスのチャック・ブラックウェルが、ジョー・コッカーマッド・ドッグス&イングリッシュメンのメンバーになっていますね。
さすがにサーカスは古臭く感じますが、ジェスロ・タルザ・フー、もちろんR・ストーンズの演奏なども決して悪くなく何故長い間お蔵入りしていたのか分かりません。1969年のドキュメントとしても価値はあると思います。
なんでも当時、M・ジャガーやP・タウンゼントとよくつるんでいたロニー・レーン(S・フェイセス〜スリム・チャンス)のアイディアから発展した企画らしく、当初はサーカスごと鉄道で移動するとゆうものだったらしいです。となれば昨年何かと話題になった「フェスティヴァル・エクスプレス」に先駆ける企画だったということになり、これまた興味深いことです。
なにはともあれ若き日のミュージシャンの姿が(それも動く姿が)音楽と共に楽しめるこの作品、観ない手はありませんよ。