やっとのことで

bearsmick2005-02-06

先週の日曜日から作成に取りかかっていたベアーズ・カフェのメニューが、ようやく完成に近づいてきました。
フードのほうはHPからの流用でごまかせたのですが(?)、なんといっても大変なのはカクテルのメニューです。こう見えてもバーテンダーのプライドもまだ持っているので、あれもこれもとリスト・アップしてレシピの確認をするだけでもずいぶんと時間がかかりました。
カクテルの世界も、その時代によって流行が左右されるので本当に美味しいものしか残っていきません。その残ったものがスタンダード・カクテルとして認知され世界中のバーで飲まれるようになるわけです。音楽の世界と似てますよね。自分たちの仲間内で盛り上がって通用しているモノもきっとあることでしょう。
僕もかつてはオリジナル・カクテルをたくさん作ってきたのですが、以前書いたように忘れたしまったものや田舎では手に入らないものもけっこうあって、これを機にまたカクテル作りを楽しんでみようかと思っているところです。好きなミュージシャンの名前や好きな歌のタイトルなどのカクテルを作っていったら、それはそれで面白そうです。
本格的にバーテンダーになって20数年経つのですが、その最初の頃に英国から来ていたタンカレーというジンの会社の社長さんに「お前の作るマティーニは美味い」と言われたことは自信になりました。その時、頂いたサヴォイのカクテル・ブック(社長直筆のサイン入り)の写真を載せてみました。(カクテル・ブック自体はちょっと古臭いのですが)