寒くて閑な夜だからＮ・Ｏ

ということで、以前ここにも書いたmrtastyさんから借りているＤＶＤを観ることにしました。（まだ半分も観ていません）自分でもニューオリンズもののヴィデオは何本か持っているんですが、まだ観たことないようなタイトルだったので、観てみることにしました。どうもニューオリンズ・ジャズ＆ヘリテイジ・フェスティヴァルのライヴを集めたもののようです。
一頃はめちゃニューオリンズの音楽に凝っていてＬＰやＣＤを集めていたものです。何故かその頃はニューオリンズのミュージシャンもたくさん日本に来ていたような気がします。あのラテンの血が入ったリズミカルなニューオリンズ独特のグルーヴに魅入られるともうメロメロになってしまいますよね。そんなところはレゲエにも通じるのかもしれません。もちろん音楽的にもニューオリンズの音楽はレゲエに大きな影響を与えたといってよいでしょう。
で、そのＤＶＤですが、久しぶりに見たザディコ・ケイジャンの楽天的なツー・ビートのノリの良さ、なんか忘れていたものを思い出させてくれたようでした。出演していたザッカリー・リチャードも語っていましたが、今でも彼の地では伝統に新しいモノが加味されて脈々と続いていっているんでしょうね。
アール・キングなど、今では亡くなってしまったミュージシャンの姿も見れて少しだけ胸キュンもしましたが、なんといってもセカンド・ラインの土地柄です、基本は陽気に楽しむコトでしょう。僕も閑な店のことなど考えず、ＴＶ観ながら身体を動かしていました。（これって単なる現実逃避なのかも？）久しぶりに見たネヴィル・ブラザースも相変わらずのゴキゲンなノリで楽しかったです。ちょっと元気をもらいましたとさ！？