So What

新年明けて二日目の営業で、早くも普通の感じになりました。もっとお正月気分を味わっていたいのですが、最近はだんだんと差異が無くなって来ているように思います。以前はみんな、のんびりしていたよね。
久しぶりにCONちゃんがやって来ました。年末からしばらく顔を見ていなかったので、きっと仕事がいそがしかったんだろうと思っていたら、なんとドラクエにはまっていたそうです。ヴィデオやゲームなど家で楽しめるものが沢山あるから外に出なくなるのも当たり前と言えば当たり前ですね。
そのCONちゃんがお年玉にマイルス・デイヴィス「カインド・オブ・ブルー」のCDを持ってきてくれました。以前、ここでも取り上げたローリング・ストーン誌のベスト・ロック・アルバム100選に選ばれていて(それも上位に)、僕が「それ、ジャズじゃん」と言ったものです。昔はジャズはちょっと敷居が高かったのですが、今は普通に良い音楽、好きな音楽ならジャンルにとらわれずに楽しめるようになったので、ちょっと気になっていたものです。
さっそく聴いてみました。カッコいいです。確かに今聴くとおとなしい音ですが、けっこうキマシタ。一曲目の「So What」は僕が好きなJ・ガルシア&D・グリスマンの二人も1998年のアルバムで3ヴァージョンをやっていて、これまで折あるごとに聴いていました。一応、彼らの音楽はドウグ・ミュージックと言っていますけどアコースティクなギターとマンドリンで奏でるジャズに近いものですね。もちろん、よりカントリーやブルーグラス、トラッドのものも演奏していますが、このアルバムはジャズよりのドウグなわけで、マイルスの他ミルト・ジャクソンの曲もやっています。
エレクトリックな音楽も好きですが、アコースティックな音楽はまた違った豊かなものがあって、やっぱり好きです。どちらもゆったりとお酒でも飲みながら聴くと、より一層感じることが出来るかもしれません。