オーティス・レディング&サム・クックのメモリアル・デイ

bearsmick2004-12-10

ということで、ベアーズ・カフェは二人の音源を聴いていました。サル・パラ、マルディ・グラ、ベアーズともうかれこれ20年くらいは毎年、なんちゃってソウル・バーに変身している訳です。
僕が中学三年生の1968年のころにオーティスの「ドック・オブ・ザ・ベイ」が流行って
僕もシングルを買ったものでした(もっともオーティスは事故で亡くなっていたんですが)。当時のヒット・チャート番組は洋楽・邦楽の分け方があったくらいで、ロック、ソウル、ポップス混ぜこぜのものでした。が、かえってそれは良かったんだと思います。良い曲は良いと当たり前の評価が出来るのですから。今聴いてもそのエモーショナルなソウルフルな歌にはグっときます。
一方、サム・クックはなんだか滑らかなキレイな歌を歌う人だなという認識はあったのですが、ロック好きな若造にはイマイチ、ピンときていなかったんです。でも70年代の好きなミュージシャンがこぞってサム・クックの曲をカヴァーしていて良い歌はたくさんあるなぁ、とそんな感じでした。ところが1985年に突如として出た「ハーレム・スクウェアー」のライヴ・アルバムがその選曲も含めて素晴らしい出来だったんです。これにはやられました。
二人ともシンガーであるだけでなく曲も作れればプロデュース能力もあるミュージシャンだと思います。生きていたら一体どんな音楽を造り出していたか興味は尽きませんが、今は残された音楽を聴いて思いめぐらすしか出来ません。先日のジョン・レノンと同じように一年に一回はちゃんと聴き続けたいと思います。
とそんな日に来てくれて、ベアーズ・カフェのこれからのことを語り合ったE君とYちゃん、Cちゃんです。