ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク

bearsmick2018-07-24

50年前の1968年7月に発表されたザ・バンドのデビュー・アルバム「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」が、50周年記念のスペシャル・エディションで発売されるのでか?偶然にも熊本出身の友人たちがfb上で取り上げていたし、今日の誕生日の好きなミュージシャンが見当たらないので、僕もそれに乗っかってLPを聴いています。
好きな、そして相当の影響を受けたアルバムなので、もちろんボーナス・トラックも収録されたCDも持っているし、i Phoneにも入っているので普段から聴く機会は多い作品です。
当時は、サイケデリック・ロックが全盛のころ、このアルバムのような土臭いルーツ・ロックはちょっと異質だったかもしれませんが、ジョージ・ハリスンエリック・クラプトンジミ・ヘンドリックスなどのトップ・ミュージシャンたちに衝撃を持って受け入れられたそうです。同時期のボブ・ディラン作品「ジョン・ウェズリー・ハーディング」共々、後のスワンプやルーツ・ロック、さらにはアメリカーナと言われるような音楽に与えた影響力は大きかったのでしょう。
次作の「ザ・バンド」(ブラウン・アルバム)の方が、完成度は高く傑作だと僕は思いますが、このアルバムもまた、ロック史に燦然と輝く作品に違いありません。