クラレンス・ホワイトの誕生日

bearsmick2018-06-07

今日は、クラレンス・ホワイトの誕生日なので恒例のアナログ聴いて勝手にお祝い!、ザ・バーズの2枚組アルバム「アンタイトルド」を聴いています。
1960年代のアメリカのウエストコースト・サウンドを代表するバンドだったザ・バーズですが、時代時代でメンバーも変わりそのサウンドも変わって行きました。僕はどの時代も好きなんですが、クラレンス・ホワイトが加入したカントリー・ロック以降のアメリカン・ルーツ・ロック・バンドとしてのバーズにも魅力を感じています。
当初のメンバーでは演奏技術的に無理だと言われていたライブ・アルバムが、このメンバーになってやっと出来たそうです。もっとも2枚のうちの1枚だけがライブ、もう1枚はスタジオ録音という変則的なアルバムですが、ライブにおける演奏力、特にクラレンス・ホワイトの弾くギターは素晴らしいものがあります。名曲「霧の8マイル」でのプレーは、まるで空中回転する飛行機のようなスリルがあります。
元々、ブルーグラスのギタリストだったクラレンス、僕にとってエイモス・ギャレットと並んで最高なテレキャス弾きのギタリストです。そうそうカントリー系ギタリスト必携のストリング・ベンダーはバーズの同僚であるジーン・パーソンズとの共同開発でした。