ニーナ・シモン

bearsmick2018-03-11

最近、ニーナ・シモンのアルバム「ヒア・カム・ザ・サン」をよく聴いています。
この作品は、1971年に発表されたものですか、当時の僕は、まるっきりのロック少年、レコードも一月に一枚買えるかどうかの高校生だったので、もちろんこの作品と出会うことはありませんでした。
時代が過ぎて、色んな世界の素晴らしい音楽に触れてきて、また古い時代の音楽と出会う楽しさ、それは自分にとっては新しい音楽だったりします。このアルバムもまたそんな一枚で、廉価盤CD\1000にて入手したものです。
タイトル曲は、ジョージ・ハリスン作のビートルズ作品、他にもディランの「ジャスト・ライク・ア・ウーマン」やジェリー・ジェフ・ウォーカーの「ミスター・ボジャングル」、フランク・シナトラ、ロック・ファンにはシド・ヴィシャスで有名な「マイ・ウェイ」といった曲が収められていて、ジャズ云々というより優れたボーカル作品となっています。
60年代の黒人解放運動にも深く関わっていたというニーナ・シモン、そんな姿もまた魅力的だ興味は尽きません。