RIP

bearsmick2018-01-12

今年に入って生まれ来る命もあれば、惜しまれつつ亡くなる命もあります。
先日のリック・ホールに続いて、今日 は女性ソウル・シンガー、デニス・ラサールの訃報が届きました。
リック・ホールは白人ながら、マッスルショールでフェイム・スタジオを経営、1960年代に素晴らしいサザン・ソウルの名曲をたくさん遺してくれました。メンフィスのスタックス同様、フェイムも白人黒人入り混じったバンド、サウンドも当時の時勢を考えると特筆に値することだと思います。
そして当地では8日に亡くなったそうですが、今日その死を知ったデニス・ラサールもソウル界で名を馳せたシンガーです。1980年代にマラコでのサザン・ソウルの復興時にもボビー・ブランドやジョニー・テイラー、Z Zヒルといったビッグネームと共に活躍しました。
自分の歳を思うと好きな影響を受けたミュージシャンたちが他界していくのは仕方ないことなのですが、淋しさは残ります。でも彼らが遺してくれた作品は人間の財産です。心して聴き続けていこうと思います。