お宝レコード?!

昨夜TVで、「お宝レコード発掘の旅、あなたの思い出の曲‼︎かけさせてください」という番組をやっていて、街行く中年以上の人に取材、まだレコードを持っている人の家へ行って、持参のレコード・プレーヤーで聴くというのを観ていたのですが、ほとんどの人は、持っているけどまったく聴いていない、ターンテーブルも持っていないという状況でした。
未だレコードに愛着を持って、毎日聴いている我が身とのあまりにもの違い、自分の方がまったくのマイノリティだということは分かっているのですが、単に思い出にしてしまって良いのか？という疑問もフツフツの湧き出てきます。
もっとも現在は、アナログ復活の気配も濃厚で、相当な作品がアナログで発表さているようですし、デアゴスティーニからは昨年のジャズに続いてビートルズのアルバムもアナログLPで出ていますね。
そのビートルズのLPを買った若い人から「何故か半分しか聴けない！」という苦情が来たという、嘘か真か、笑い話のようなことを聞いたのですが、バイト仲間の若者もアナログ・レコードを観たことも書く、裏表、両面聴けるんだということを知りませんでした。
LP片面20分弱、集中して聴くことが出来る程良い時間だと思います。そしてアナログの太く柔らかい音質もまたかけがいのない素晴らしさです。
そうそう、昨夜の番組の中に一人だけ僕と趣味が合うようなレコードを持っている方がいらっしゃいました。どうも弟さんのものらしいですが、聴かないんなら譲り受けたいものですね。

我が家のレコード棚。入りきれないので現在はあまり聴かなくなったレゲエやラテン、カリビアン、ブラジル、アフリカなどは、小数を残して700枚ほど売り払いました。
冒頭のボ・ガンボスのファーストとデアゴスティーニからのビートルズ「アビーロード」の2枚は、今年買ったLPです。