新しき夜明け

bearsmick2017-08-08

ジェリーズ・ウィークも残すところあと1日になりましたが、今日は僕が好きなスタジオ録音盤を紹介しておこうと思います。もちろんアナログを聴きながらね。
デッドで何か1枚と問われれば、まずは「Wake of the Flood(新しき夜明け)」です。このレコードは、1973年に発表されたもので、彼らの自主レーベル「グレイトフル・デッド・レコード」の栄えある第1作目の作品です。
ダグ・ザームやヴァッサー・クレメンスなどのゲストも入っていて懐深い厚みがあるサウンドで聴かせてくれます。もちろん収録されたガルシア&ハンターの手によるオリジナル楽曲も素晴らしいです。当時は朝起きぬけに良く聴いていたものでした。
そしてどうしても避けられないのが、「ワーキングマンズ・デッド」と「アメリカン・ビューティ」の2枚です。1970年に発表されたこれらの作品は、今までのサイケデリックサウンドからアコースティックなノリを加えたルーツ・ロックへとデッドをより偉大なアメリカン・バンドへと導いていったのでした。
今日取り上げた3枚のアルバムは、今聴いてもいっこうに色褪せていません。まだ聴いたことがない人には是非聴いてもらいたいと思います。