「ジョン・ウェズリー・ハーディング」を聴いて勝手にお祝い。

bearsmick2017-05-27

別に忘れていた訳ではないのですが、如何せん青森に行っていたので、恒例のアナログ聴いて勝手にお祝い!が出来なかった先日の24日が誕生日だったボブ・ディランを祝うべく、遅ればせながら今日LPを聴きました。1967年に発表されたアルバム「ジョン・ウェズリー・ハーディング」は、中学生の僕がオンタイムで初めて買えた作品です。それまでは、編集されたものしか我が国では発売されていなかったようで、それも相当のタイムラグがあったようです。レコード会社が日本コロンビアからCBSソニーに変わったことで、その後毎月?オリジナル作品が発売されるようになったのでした。で、僕も少ないお小遣いをやり繰りしてディランノのオリジナル・アルバムを買うようになったのでした。友人と代わりばんこで買っていたのですが、さすがに「ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム」と「追憶のハイウェイ」はお互いに譲らず、二人とも買ったものです。
この「ジョン・ウェズリー・ハーディング」は、基本的にディランのアコースティック・ギター&ハーモニカ、ピアノにドラムとベースのリズムが付くだけというシンプルな楽曲ですが(終盤の2曲だけスティール・ギターが入りますが)、土臭いどっしりしたサウンドはその後のスワンプ・ロックにも影響を与えたのかも知れません。
「見張り塔からずっと」「入江に沿って」「アイル・ビー・ユア・ベイビー・トゥナイト」といった、僕も好きな、そしていろんなミュージシャン達にカヴァーされた曲も入っているし、僕にとって最初のディランのアルバムということもあって、思い出深い、好きな一枚です。