ボニー・レイット

bearsmick2017-05-04

最近、無性にボニー・レイットが聴きたくなっていました。初期の作品はLPでしか持っていないのですが、セカンド・アルバムの「ギヴ・イット・アップ」は、音も凄く良くて、もちろん内容も素晴らしい名盤で、今でもたまに棚から引っ張り出して聴いています。
スワンプ・ウォーカーズのメンバーは僕より20歳ほど若いのですが、彼らもまた僕が好きなミュージシャンに興味を持っているようです。別に「ボニー・レイットを聴きたいなぁ!」と言った訳でもないのに、ギターのケンちゃんが、先日、ボニーのCDを持ってきて貸してくれました。それは2012年に発表された2枚組のスタジオ・ライヴです。が、録音されたのは、1972年2月22日フィラデルフィアのシグマ・サウンド・スタジオと73年12月9日、サンフランシスコのレコード・プラントでのライヴをそれぞれ収録したものです。
これがまた素晴らしい内容で、今の僕の気分にピッタリ!メチャ楽しめました。1977年?だったかの初来日公演は、久保講堂で観ることが出来たのですが、それ以前のライヴの様子が伺えるこのCDは、それはもうお宝です。
一時期不遇をかこっていた感もあったボニー・レイットですが、現在は押しも押されもしないアメリカン・ルーツ・ロック界の大物女性シンガー&ギタリストです。これからもまだまだ活躍してもらいたいものです。