リチャード・トンプソンの誕生日

bearsmick2017-04-03

今日は、リチャード・マニュエル(ex.ザ・バンド)とリチャード・トンプソン(ex.フェアポート・コンベンション)の誕生日だそうです。リチャード・マニュエルは先日の命日の時に追悼したので、今日はリチャード・トンプソンの誕生日をアナログ聴いて勝手に祝っています。
フェアポート・コンベンションを聴かなければ、イギリスのトラッドの素晴らしさに気づかないままだったかもしれません。
ディランやバーズといったアメリカのフォーク・ロックに影響を受けたイギリスの若者たちが、自国のフォーク〜伝統音楽に目覚め、ロックと融合して作り上げていった音楽の先駆けミュージシャンの一人であるリチャード・トンプソンの卓越したギター・テクニックと歌で我が国でも人気は高いと思います。
バンド脱退後は、夫婦デュオ〜ソロ活動と活躍していました。1980年代だったと思いますが、パルコ劇場での来日公演には、カミさんと一緒に観に行った覚えがあります。
ライブといえば、リチャード・トンプソンはもう脱退していた1976年に発表されたリチャード在籍時のライブ・アルバム「ライブ・アット・L.A.トルバドール」が、素晴らしいです。見事なエレクトリック・トラッド、伝統音楽のロック化に成功しています。重厚なリズムに支えられてフィドルやギターが大活躍する様は、良質なサイケデリック・ロックと同質な高揚感が味わえます。