エレクトリック・ディラン

bearsmick2016-07-25

先日のディラン・ネタに続いて、またも友人からの情報なんですが、1965年の今日、かのニューポート・フォーク・フェスティバルで、ボブ・ディランが初めてエレクトリック・セットで観客の前に立ったそうです。
ブーイングが起きて、涙ながらにアコギに持ち替えて舞台を後にしたとか、いろんな説がありますが、ディランにとってもその後のロックにとっても大きな転機であったことは間違いないところでしょう。
その時の映像を観ると、涙なのか汗なのか良く分からないのですが、当時のディランの迫力とかカッコ良さは抜群です。
ポール・バターブィールド・ブルース・バンドのリズム・セクションにアル・クーパー、バリー・ゴールドバーグのオルガンを従えたバンドも素晴らしい演奏です。もちろんリード・ギターはマイク・ブルームフィールドです。

そのエレクトリック・セットで演奏された曲は「マギーズ・ファーム」と「ライク・ア・ローリング・ストーン」の2曲だけだったようですが、観客のブーイングと大喝采の嵐、全く新しいディランの登場だったのでしょう。
今から51年前の出来事ですが、その精神は今でも綿々と繋がっていると信じたいものです。そういえば、フジ・ロックも行なわれていたんだよね。