ジョニ・ミッチェルの誕生日だから

bearsmick2015-11-07

今日は、ジョニ・ミッチェル女史の誕生日だそうです。
若い頃は、強そうな女性という感じがしてちょっと敬遠気味だったのですが、僕も歳をとったおかげか女史の音楽を楽しめるようになりました。(笑)
ライブ盤「マイルズ・オブ・アイルズ」は、僕が大学3〜4年生の頃だったか、我が人生最初の音楽系の飲み屋でバイトを始めた店である、井の頭線池ノ上にあった「む」で良くかかっていたアルバムでした。そこの常連さんにはブラックホークの松平さんや音楽評論家の小倉エージさんなどそうそうたるメンツが揃っていて、若造の新参者である僕は相当鍛えられたものでした。そして後に日活に入社して我が国を代表する映画監督になった根岸吉太郎さんには「君はジョニ・ミッチェルは好きか?」なんて問われてドキドキしたこともありました。(笑)
ということて、今夜のインディカでは、ジョニ・ミッチェル特集ということにして、地味に一人聴いていました。もちろんシンガー・ソングライターとして優れた楽曲をの古酒いているだけでなく、初期のフォーキーさ(それでも変則チュージングを使ったギターは、当時も今もすごいと思います)、その後のジャジーなアプローチなど音楽的にも相当高度なミュージシャンであると再確認しました。