フー・ファイターズ

bearsmick2015-02-23

グラミー賞の常連であり、現在のアメリカン・ロック界を代表するバンドでもある「フー・ファイターズ」のことは、あのニルヴァーナのドラマーだったデイヴ・グロールのバンドだというくらいの認識しかなくて、ちゃんと聴いたことはなかったのですが、某有料放送で放映されたBBC制作の音楽ドキュメント「ソニック・ハイウェイ」が素晴らしくて楽しい作品だったので、一気に興味を持ったのでした。
これは、フー・ファイターズのバンド結成20周年(2014年時)記念作となるアルバム「ソニック・ハイウェイ」の制作過程をドキュメントしたものだそうです。フー・ファイターズ自身とブッチ・ヴィグ(ニルヴァーナ『ネヴァーマインド』のプロデューサー)による共同プロデュースでアメリカを代表する8都市にてレコーディングが行われ、現地のミュージシャンとのセッションや音楽シーンの歴史なども踏まえた楽しいものでした。尚、レコーディングが行なわれた都市は、シアトル/シカゴ/ニューヨーク/ロサンゼルス/ワシントンDC/オースティン/ニューオリンズ/ナッシュビルの8ヶ所。それぞれ特徴があって、アメリカってやっぱり広いな!という印象です。
「これはアメリ音楽史へのラブレターだ」とデイヴが語る通り、彼らの音楽愛が込められた作品だと思います。音楽的には僕の趣味とはちょっと違うのですが、良いバンドだし、とても良い作品でした。