五つの赤い風船〜溶け出したガラス箱

先日、TVから偶然聞こえてきた五つの赤い風船、なんとなく心に残ったので、持っているLPを引っ張りでしました。とはいっても、風船は2枚組ベスト・アルバムの「モニュメント」だけでしたが、まぁ代表曲は聴けるので良しとしましょう。
五つの赤い風船のリーダーである西岡たかしさんが、単なるフォーク・シンガーではなかったということは、以前にも書いたかもしいれませんが、僕が高校生の時に買ったURCからのアルバム「溶け出したガラス箱」は、アシッド・フォークやロック的な実験的作品が収められていて楽しめます。その時代は、まだ人吉ではＵＲＣのレコードは買うことが出来なくて、大阪のＵＲＣレコードに問い合わせて、現金書留で買ったと思います。
この作品は、西岡たかし、木田高介、斉藤哲夫の三人の名義なんですが、加えて加藤和彦、細野晴臣、竹田和夫といった当時の我が国の興味深いミュージシャンたちも参加しています。
あまり話題に上ることもなかった作品ですが、もっと聴かれても良い作品だと思います。