デッドの新譜(といっても90年のライヴですが)

bearsmick2014-10-05

現在、病気療養中なので当たり前のように無収入です。なので、なかなかCDなども今までのように買えないのですが、最近入手したCDにグレイトフル・デッドの1990年3月29日にニューヨーク州のナッソゥ・コロシアムで行われたライヴを収めたアルバム「ウェイク・アップ・トゥ・ファインド・アップ」があります。
このアルバムを独特なものにしているのは、ニューオリンズの名物ミュージシャン一家であるマルサリス家のサックス奏者ブランフォードが参加していることで、僕も好きな曲である「アイズ・オブ・ザ・ワールド」から「エスティメイテッド・プロフェッツ」「ダーク・スター」と続くジャムなどにジャズ・ミュージシャンならではの彩りを加えています。そしてそれに呼応するかのように、ジェリー・ガルシアのギターもそのフレイジングや音色が素晴らしい出来です。
ブランフォード・マルサリスが参加していない曲も良い感じで進んでいきます。CD3枚組2時間半ほどある作品ですが、飽きることなく一気に聴けたし、また聴きたくなるような作品に仕上がっています。
ご存知のように1995年にジェリーが他界してからも、今尚過去のライヴ音源がオフィシャル作品で発表され続けているのですが、オフィシャル作品は流石に音質も良くて聴き応えがあります。お小遣いが続く限り買い続けるんだろうな、僕。(笑)