ヴェンチャーズ

bearsmick2014-01-13

僕が小学生の時(1960年代中頃)に、エレキ・ブームというものがあって巷のお兄さんたちがエレキ・ギター片手にテケテケテケと演っていらっしゃいました。当時父の仕事の関係で社宅のようなところに住んでいた僕も、その仕事先の若い人たちが、倉庫の中でテケテケ・・・と演っていたのを覚えています。
面白いことに我が国では、それらのバンドの筆頭であったヴェンチャーズとイギリスから出て来た新しい流れのバンドであるビートルズが同じように扱われていたものでした。
僕自身は、ギター・インストの音楽には、そう興味を惹かれなかったので、ヴェンチャーズをはじめとするインスト・バンドを熱心に聴いたことはないので、それらのレコードも持っていませんでした。
ところが、毎年連休の時に帰省してベアーズ・カフェに来てくれる同級生のI君の義理のお兄さんが、いつも一緒に来店して下さる時にヴェンチャーズを聴きたい!とおっしゃるのです。流石にお客さんのリクエストに応えなければ悪いと思った僕は、某密林で安いヴェンチャーズのCD・セットを見つけました。そのCDはファースト・アルバムから8枚目までのアルバムが4枚のCDに収められているもので、お値段がなんと¥991という安さです。
で、さっそく入手したのですが、一般的に有名であろう「ダイアモンド・ヘッド」や「パイプ・ライン」といった曲は入っていませんでした。そういえばヴェンチャーズって、他のギター・インスト・バンドのヒット曲もたくさん演っていたんですよね。そして我が国では、それらの曲もみんなヴェンチャーズの曲だと思っていたりもしたものでした。
やっぱり、それら有名な曲が入ったCDも入手すべきでしょうか?ちょっと考え時ではあります。久しぶりにまとめて聴くヴェンチャーズ・サウンドはそれなりに楽しかったりもするんですが。(笑)