後藤さんのCD

bearsmick2013-02-11

宮崎にお住まいの後藤雄治さんから、昨年7月に発表された彼のCD「Songs Alone」が送られてきました。
ベアーズ・カフェには、大塚まさじさんと豊田勇造さんのライヴの時にお見えになったことがあるそうで、現在は仲間6人でディランズ・カンパニーという団体で勇造さんのライヴを企画したり、自分たちのライヴを定期的に行っていらっしゃるそうです。
後藤さんは、僕より3歳歳下のようですが、中学・高校〜東京での大学時代は僕と同じような音楽を聴いていらっしゃったようで、ほぼ同世代といえる人です。
地方には、仕事をしながら自分の歌を歌い続けていらっしゃる人たちが相当数いらっしゃると思いますが、影響を受けたスタイルなどが顕在化することはあれ、自分の言葉で歌を綴るシンガーやミュージシャンの存在は素晴らしいです。
さて後藤さんのCDを聴いての感想ですが、良い声してます、そして歌も上手です。1970年前後の日本のフォーク、それもURC系のフォークに影響を受けたであろう歌と歌い回しと無理なく歌われる歌詞は存在感がありますが、ちょっと苦言を呈するとギターのストロークや奏法、リズムの取り方に一工夫が必要かも知れません。ギターの音そのものは良いので、そこがちょっと残念でした。
ともあれ、僕と同世代の人の頑張りというか自作曲を聴いて、僕もモチベーションがグッと上がったのは間違いありません。
後藤さん、機会があったらまたベアーズ・カフェに来て下さい。そして一緒にセッションでも出来たら楽しいでしょうね。