おもてなしマインド

bearsmick2012-11-02

今年は昨年よりちょっとだけ読書のペースが遅いのですが、それでも毎月8冊くらい読んでいて、今年に入って今のところ80冊くらい読んでいます。平均すると毎週2冊ほど読むペースですが、もちろん面白くて一気に一日で読んでしまうものもあるし、一週間くらいかけてジックリと読むものもあります。
今年は、新刊もそれなりに買ったり、古本屋で買ったりと、我が家の本棚にも入りきれなくなっている状況ですが、読むものの多くはやっぱり図書館で借りてくるものが多いです。
最近読んだ本で、有川浩県庁おもてなし課」という小説があります。有川浩ストーリー・テリングの才能と面白さは、これまでの「図書館戦争シリーズ」や「三匹のおっさんシリーズ」、TVドラマ化された「フリーター家を買う」、映画化された「阪急電車」などで良く知っているつもりですが、この作品は、彼女の出身地である高知県を舞台にフリクションとノンフィクションが入り交じった県庁職員と観光に携わる人たちの頑張りを面白おかしく小説にしてあります。そしてこの作品は、高知の新聞に連載されていたそうで、それもまた他の作品とちょっと毛色が違ったところかもしれません。
お役所仕事のダメなところや民間とのギャップを肴に進む話は、一応サーヴィス業の末端にいる僕にも耳が痛いところや反省すべき点などを教えてくれるのですが、公務員の皆さんには是非一読お願いしたいものです。(笑)