ジョニー・オーティスを聴く

bearsmick2012-01-24

天気予報では、雪も降ろうかということで、寒い夜でした。ただでさえ閑な昨今、こんなに寒いと外に出ようという気が起こらないのも分かりますが、お客さんを待つ身には、それもまた堪えるものです。(苦笑)
ということで今夜は、先日ここで紹介したジョニー・オーティスのLPを続けざまに聴きました。時代が広範囲に亘っているので、その時代時代で音やノリは変わっていくのですが、ジョニー・オーティスといえば、やっぱり「ドンドンドン・ッドンドン」の「ウィリー・アンド・ハンド・ジャイヴ」ということで、この曲がその都度アレンジを変え登場します。そういえばライヴでよくこの曲をカバーしていた夕焼け楽団時代の久保田麻琴さんが「音楽にはいろんなところで聴く歌があるけど、この歌は手で聴く歌です。」って紹介していました。ほんとハンドクラッピンがカッコいいというか絵になる楽曲です。
 
オーティス自身は、パーカッションやヴィヴラフォン、ピアノのプレーヤーだったのですが、その時代時代の黒人音楽、ジャズやジャンプ・ブルース、R&Bを経てソウル、ファンクの影響を受けた独自のロックンロールへと進化していきます。もちろんその時もレビュー形式のバンドは維持しているわけで、その時代時代に良いシンガーやミュージシャンたちを抱えているので、その面でも楽しめました。
ノリが良くてつい身体も動くジョニー・オーティス・ショーの音楽を聴いていると、寒さもしばし忘れてしまいました。