ハリー&マック

bearsmick2011-12-01

先日の鹿児島でのライヴ(ナテっちと僕だけでのアコースティック・デュオのスワンプ・ウォーカーズ)の時に、そのイベント「食パン祭り」の主催者であるこーいち君から「ミックさんの歌、久保田麻琴さんのようですね」と言われました。麻琴さんは僕が大好きな日本のミュージシャンであり、そう言われると悪い気はしません。1970年代の夕焼け楽団時代のサウンドのみならず、そのファッション(皮ジャン&アロハな組み合わせなど)にも大いに影響を受けた僕は、今でもその影響下にあることは間違いないところです。
そして先日の「ロック・オン玉名」の時には、ナテっちがバンド・メンバーのRYOUSUKEから「ナテさん、細野さんのようですね。」と言われたそうです。確かにベースを弾くし、ギター弾いて歌う時もけっして声を張り上げずに淡々と渋く歌うところなどその歌の内容共に、共通点はあります。もちろん細野晴臣さんは、僕も麻琴さんと共に大好きなミュージシャンです。
ということで、僕ら2人「ナテ&ミック」は期せずして、先述の2人のユニット「ハリー&マック」のようになるわけです。(笑)1999年に発表されたハリー&マック名義のアルバム「ロード・トゥ・ルイジアナ」は、当時僕のヘヴィー・ローテーションの一枚でした。CDと共に限定生産のLPも買ったくらいです。
日本人だからこそ出来るアメリカ南部の音楽というか、憧れがあるからこそのその音楽や文化を吸収し消化した表現、未だに好きなアルバムです。もっとも最近は聴いていなかったのでまた聴きなおしてみようと思います。
そうそうこのアルバムのジャケット写真を取るために某密林のページを見ていたら、このアルバム評を友人のzizisanが書いているのを発見しました。彼とも同じ麻琴さんのファンということで繋がったのでした。いやぁ、音楽が取り持つ縁、これもまた素敵です。