ピクニック

天気もいいので今日はお弁当を持って五木〜五家荘へとドライヴ＆ピクニックに行って来ました。実は五家荘へ行くのは初めて、五木の奥の細道を対向車来ないことを祈りながらのドライヴでした。山深い景観はなるほど秋の紅葉時はさぞキレイなことだろうと思わせるものでしたが、その時はクルマも人出も多いんだろうな、ちょっと嫌だなと思ったのも事実です。（笑）
五家荘は旧泉村、現八代市の山奥の集落で、かつての源平合戦の後、平家の落人部落として作られたところだそうです。その名が示すように５軒のお屋敷があったそうで、そのうちの３つが平家、２つが源氏だそうですが、その当時にこんなところまで来たと言うことは凄いことです。現代でも結構なところですからね。で、そんなところに立派なお屋敷が建っているのも凄いことです。
ということでその中の一つ「緒方家」を見学して来ました。いやぁ、立派なお屋敷です。黒光りする立派な梁や板張りで作られた家、そう広くはないもののきちんと作られた庭園、和みます。ここでお弁当を広げてみたい誘惑に駆られたくらいです。（笑）






床の間には、琵琶も飾ってありました。こんな山奥のお屋敷に響いたであろう琵琶の音色、都を想い奏でられたのでしょうか。

五家荘の見所は、けっこう距離が離れているので、今回は無理をせず五木に戻ることにして帰り道にある宮園の大銀杏の木下でお弁当をいただき、川辺川沿いの道なども散策しました。ほんと天気が良くて汗ばんだのですが、川を吹く風は気持ちいいものです。



阿蘇神社の古そうな祠には木製の狛犬などがありました。

川の向かいには山から落ちる水を使っての発電所の姿が見えます。電力やエネルギーのことや環境のことなども考えなければいけない現実です。

ゆっくりとした時の流れと自然を楽しんだ後は、五木の温泉に入ってから帰宅しました。温泉は山登り帰りのお客さんたちで賑わっていました。僕もちょっと山登りには興味があるのですが、山登りするには朝早くから行動することが必要なので、時間的に僕の生活では無理そうです・・・。（笑）
夜は家でＴＶ/映画鑑賞、それなりに夫婦水入らずの良い休日でした。